はじめに
こんにちは。ゆきねこです。
北海道のお酒と言えばなんでしょうか?
日本4大ビールメーカーの一つサッポロビール発祥の地である北海道。
やはりビールのイメージが強いのではないでしょうか?
今回は2022年現在の北海道で稼働しているビールの醸造所を紹介します。
特にいわゆるクラフトビールと呼ばれるビールを製造している醸造所を紹介していきます。
石狩地方のクラフトビール
澄川麦酒
澄川麦酒は札幌市南区で2017年に創業した比較的新しいクラフトビール醸造所です。
ヴァイツェン、IPA、ラガーなどのビールを製造しています。
札幌市内の飲食店で提供しているところや、一部小売店でも販売しています。
また、澄川地区にある直営店「ビアパブ・ひらら」ではこちらのビールを飲むことができます。
JR南北線澄川駅からすぐのところなのでアクセスも最高です。
月と太陽BREWING
月と太陽BREWINGは札幌市中央区に醸造所併設の直営店を出店しているお店です。
2014年創設の比較的新しいお店ですが、札幌市内のビアパブの中でも随一の大盛況。
ビールの種類もとても豊富
毎日10種類の日替わりビールが飲めちゃいます。
自店製造のビール以外にも各地のクラフトビールを取り扱っているのも特徴です。
また,2020年には札幌駅前の大型商業施設miredoに2号店がオープンしています。
こちらのお店は今後もどんどん拡大していくと予想しています。
ノースアイランドビール
2003年に札幌で創業した醸造所です。
現在は江別市に工場を移転して製造を続けています。
札幌近郊のクラフトビールというと、ノースアイランドビールを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
主にピルスナー、ブラウンエール、ヴァイツェン、IPA、コリアンダーブラックの5種類のビールを展開しています。
こちらの醸造所は札幌市中央区に直営店「Beer Bar NORTH ISLAND」を経営しています。
繁華街のビル上層部の店舗のため、札幌市中心部の夜景を見下ろしながらおいしいビールを飲めます。
余談ですが、札幌の夜景本当にきれいなので、ぜひ1度は見てほしいです!
蝦夷麦酒
蝦夷麦酒は1992年にアメリカ出身のオーナーが輸入ビール専門のビアバーからすべてが始まりました。
現在は札幌市中央区でビアバー「麦酒停」を経営しながら、アメリカオレゴン州で自社ビールの製造も行っています。
こちらのお店では自社ビールはもちろんのこと、見たこともないような輸入ビールが沢山飲めますよ!
後志地方のクラフトビール
小樽ビール
北海道のクラフトビールの中でもトップの知名度を誇る小樽ビール
ドイツの伝統的な製法によって小樽運河内のレンガ倉庫の中で醸造を始めたことに端を発します。
現在は小樽倉庫No.1と銭函醸造所の2か所で製造を行っています。
小樽倉庫No.1の方では併設したレストランでビールを味わうことができます。
小樽観光の際に是非訪れてみては?
小樽麦酒
2002年に創業した小樽麦酒は小樽の海や街並みが見渡せるところに本社があります。
こちらのメーカーは先ほど紹介した小樽ビールとは別物です。
ピルスナーやラガーの他にもフルーツビールなども製造しています。
(道産果物を使ったチューハイやハイボールなんかも取り扱っている会社なんです)
おたるワイナリービール
小樽といえばビール以外にもおたるワインが有名です。
おたるワインを製造する北海道ワイン株式会社は実はクラフトビールの醸造もやってるんです。
ヴァイツェンなどの一般的なビールのほかに、ワインの原料にもなっているナイアガラ種のぶどうを使用した「天使の雫」という発泡酒も製造しています。
余市ビール
こちらの醸造所は2021年前に余市で開業したばかりの新星です。
余市と言えばウイスキーも有名ですが、
こちらのブルワリーではウイスキー樽で熟成を行って提供しています!
またJR余市駅前にはタップルームがあり、常時12種類のクラフトビールが飲めます。
にきやブルワリー
にきや(NIKIYA FARM & BREWERY)は果樹園がビールの醸造もはじめた風変わりなブルワリーです。
果樹園として果物の生産を得意としつつ、フルーツビールの醸造を行っています。
2020年に創業したばかりのこちらのブルワリーなので、今後の動向に注目です!
羊蹄山麓ビール
北海道の名山 羊蹄山のふもと ニセコ
世界のお茶を専門に取り扱ってい「ルピシア」が2020年にビール製造に乗り出しました。
新鮮・無濾過をコンセプトにしたビールを製造しています。
ペールエールやIPAをはじめとし、北海道銘菓である白い恋人ビールを製造しています。
ニセコのスキー場近くの「ヴィラ ルピシア」でこちらのビールが飲めます。
ニセコビール
全世界からスキーヤーたちが集まるリゾート地ニセコ
その地で2014年に創業したのがニセコビールです。
ニセコ駅からほど近いこちらのビアバーで味わうことができます。
胆振地方のクラフトビール
ピリカワッカ
空の玄関口千歳市で北海道興農社という会社が経営しているブルワリーです。
ピリカワッカとはアイヌ語で「きれいな水」という意味で
水にこだわったビールつくりに取り組んでいます。
以前は市内のビアバーで飲むことができましたが、2020年に閉店していしまいました。
現在はオンライン通販のみでの販売となっています。
鬼伝説
北海道の銘菓「わかさいも」を製造しているわかさいも本舗が手掛けるクラフトビール
わかさいも本舗の本社がある登別市は古くから鬼をシンボルとしている街です。
そのためビールの名前も「鬼伝説」となっています。
青鬼ピルスナー、赤鬼レッドエール、金鬼ペールエールなど商品名にも鬼の文字が入っています。
北海道内のさまざまな小売店で販売してるほか、札幌市内の飲食店でも一部飲めるところがあります。
もちろん有名な登別温泉内のお土産ショップなどでも買えますよ!
空知地方のクラフトビール
滝川クラフトビール工房
こちらは旭川の大雪地ビールが経営しているブルワリーです。
オンラインショップの他、滝川ふれあいの里でも飲むことができます。
上川地方のクラフトビール
大雪地ビール
北海道第2の都市旭川市が本拠地のブルワリー
その特徴は北海道産の原料をこだわってしようしていることです。
なんとビールの原料となる大麦も自社製造しているんです。
こちらのビールは旭川市にある「大雪地ビール館」で味わうことができます。
北海道名物ジンギスカンと一緒に美味しいビールを味わうことができます。
士別サムライブルワリー
こちらは士別町に2021年12月にオープンしたばかりの超新星ブルワリーです。
サムライのロゴが印象的なブルワリーです。
2月のに発売した最初のビールはIPA、ゴールデンエール、ウィートエールの3種類です。
クラウドファンディングでの募集をしていたそうです。
今後販売が拡大していくことが楽しみですね!
忽布古丹醸造
忽布古丹と書いて「ホップコタン」と読むこちらのブルワリー
由来はホップ×アイヌ語の「コタン(集落)」
忽布古丹醸造北海道のど真ん中 上富良野町にあります。
上富良野町は道内で唯一ホップの商用栽培がされている地域です。
(大手のサッポロビールも富良野地区に研究所を構えています。)
地ホップを活かした香り豊かなビールを得意としています。
オンラインショップや各地の小売店、更には札幌市中央区のタップルーム「BEER KOTAN」でも楽しむことができます!
富良野地麦酒
富良野名物 オムカレーは知っていますか?
富良野のオムカレ―を提供するお店の中でももっとも有名な「唯我独尊」
実はビールの醸造もやってるって知っていましたか?
現在はペンションを改装した醸造所で製造を行っています。
もちろん唯我独尊のお店でも飲めますよ!
十勝地方のクラフトビール
帯広ビール
広大な大地が広がる十勝地方
現在十勝でクラフトビールの製造を行っているのは帯広ビールのみです。
帯広ビールが飲めるのは帯広市内にある「ランチョ・エルパソ」というレストラン
ステーキなどが美味しくいただけます!
網走地方のクラフトビール
網走ビール
網走ビールはオホーツク海を望む網走市にあるブルワリーです。
流氷ドラフトという青いビールを見たことがあるでしょうか?
流氷ドラフトをはじめとして、不思議な色のビールをたくさん取り扱っているというのが私の印象です。
こちらのビールは「YAKINIKU網走ビール」で楽しむことができます。
オホーツクビール
北海道で最も古い歴史を持つブルワリーがここオホーツクビール
日本でも2番目に古いブルワリーです。
麦芽100%にこだわったビールつくりを行っています。
こちらのビールは「オホーツクビアファクトリー」で楽しむことができます。
宗谷地方のクラフトビール
美深白樺ブルワリー
日本最北のブルワリーがここ美深白樺ブルワリーです。
極寒の地に誕生したこちらのブルワリーは2019年創業とまだまだ新しいです。
大きな特徴の一つが白樺の樹液をビールの副原料として加えていること。
ほんのりとした甘さがビールの旨さを引き立てているみたいです。
現在はオンラインショップでの取り扱いがメインとなっています。
是非取り寄せてみては?
礼文麦酒
北海道最果ての離島 礼文島
実はこの島でもクラフトビールの醸造を行っているのです!
(株)レブニーズという民宿運営や海産物販売などを手掛けている会社によって作られたビール
原料には利尻昆布エキスが配合されています。
こちらも現在はオンラインショップのみでの取り扱いとなっています。
渡島地方のクラフトビール
乙部追分ブルーイング
函館市から車で約1時間半のところにあるのがこちらの乙部追分ブルーイング
天然のシリカ水「Gaivota」を原料水として使っていることが最大の特徴です。
やわらかな口当たりのこの水はビールのおいしさを一段と引き立てています。
こちらのビールは醸造所併設の「Guild Endeavour」や函館市内の飲食店で楽しむことができます。
大沼ビール
函館の隣町七飯町で醸造を行っているのが大沼ビール
アルカリイオン水を使用したクラフトビールを製造しているのが特徴です。
こちらのお水は「夢水氣」という名前で市販もされています。
こちらのビールは「ブロイハウス大沼」をはじめとし、函館市近郊の小売店でも買うことができます。
函館方面に行った際にはぜひお立ち寄りください。
はこだてビール
函館の観光地と言えば、ベイエリアの赤レンガ倉庫
この建物の中でもクラフトビールの醸造を行っているお店があるんです。
赤レンガに訪れた際はぜひ立ち寄ってみては?
おわりに
今回は2022年現在北海道で醸造を行っているブルワリーを紹介していきました。
ビール大国北海道の底力を感じていただけたでしょうか?
今回紹介して以外にもジンギスカンとビールをともに楽しめるビール園もたくさんあります。
北海道に来た際にはぜひ美味しいビールを楽しんでってくださいね!
今回紹介したブルワリーの個別記事も随時アップしていきますのでお楽しみに!
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